キャバクラは何のためにあるのか、貧乏人なりの考え

こんばんは、もりです。

 
突然ですが、僕は何度かキャバクラ「連れていかれた」ことがあります。
自分では行こうとも行きたいとも思いませんよ。いやマジで。
 
でです。
 
世の中には、キャバクラとか風俗とかを嫌悪する人たちがいるのは否定のしようのないことでしょう。
なぜならそういうとこに行く客が客だからだと思うんです。
 
僕も正直、周りの人にためらいなく「キャバクラ行った」と言うことはできません。
(ねえところで「キャバクラ」で合ってる?この呼び方ダサい?よくわからん)
 
 
【1. 「キャバクラに行く=女遊び」という認識】
 
キャバクラと聞いてアヤシんでしまうのは、シンプルにこういう理由だと思います。
キレイな女の子にチヤホヤされて、デレデレして、ほんでアホみたいにお金使うんでしょう?
そんなもん彼女や奥さんが快く思うわけがないじゃないですか。
 
ところが、そこで働く人は、彼女や奥さんと同じ女性なのです。
何なら同世代の人もいましょう。
そこで働く理由についてはここでは考えないこととしますが、自分がそこで働いているとして、
「あんな仕事してるなんて…」と友達が離れていったとしたら、それは嫌でしょう。
 
要するに、それがひとときであれ、自分の好きな人が「別の女の子、それも自分よりもキレイで、ビジュアルでは勝ちようのない子」に心を奪われているのを見ることに、
どうしようもない感情が沸き起こるのだと思われます。
 
しかも、常習犯(とここでは言いましょう)に至っては、あわよくば店外デートなんて狙っちゃって、
そんな事に自分たちのために使われていたかもしれないお金が注がれていると思ったら、
そりゃ大変です。
 
 
【2. 女の子に会いに行くのは、男性アイドルを愛でるのと何ら変わらない】
 
まずキャバクラに行く心情の説明を試みましょう。
 
例えば、女性も、男性アイドル、男性歌手、俳優、モデルを見て、「カッコ良い」「あんな彼氏が良い」とか言うわけですが、
 
結論から言います。
少なくとも「気持ちの良い遊び方」をしている男性の心情は、それと全く同じものと考えて間違いないと思います。
もうこれに尽きます。
 
一時的に心は奪われています。
目の保養になることもあります。
お話できて楽しいでしょうし、
がんばって会話して気に入られたら嬉しいです。
相手の女の子だって、そうなれるように努力しているのですから。
そうやって楽しんで、明日からも頑張れるので、
キャバクラに行くのは「目的」ではなく「手段」と言った方が伝わるでしょうか。
 
 
【3. 男性はキャバクラから何を得ているのか】
 
かわいい女の子に会いに行くのは、それだけでもテンションが上がることでしょう。
残念ながらそれは、彼女がアイドルであったりトップモデルであったり石原さとみ(笑)でない限りは防ぎようのないことですし、
男性側も、自分が(誰々)でないことくらい自覚しています。
でもまぁ、キャバ嬢が上手くハメれば「自分は実はイケメンかもしれない!」とまで思わせることは可能でしょうけど…
 
男性はそんなところに行って何を得ているのでしょう?
 
連れていかれるだけの貧乏人の僕ですが、
客観的に客を見ている限り、それは「若さ」「クリエイティビティ」であると断言します。
 
一時的に心を奪われていると言いました。
これは、いわば「インスタントな恋」をしている状態と言えます。
目の前の女の子をずっと見ていたいとか、会いに行きたいとか思うことは、
その人の持つ魅力を受け入れ、また自分も魅力を持とうとする心情を伴うと思います。
(鼻の下伸ばしてる顔は決して魅力的ではありませんけどね)
 
トシをとるごとに、そういった事についてはある種諦めていくものだと思いますが、
その場では男性として若々しい気持ちを取り戻していると考えられます。
そして、その気持ちは日常に対する考えを創造的にするものです。
 
 
【4. キャバ嬢に元気をもらっている人たちを見て】
 
僕は連れていかれた身であり、同伴したのは目上の人でしたから、
店内でも僕は道化に徹したわけですが、
こうやって元気をもらっている人たちは、そうやって日々を活性化させているのだと感じました。
その時自分自身が得た心情も、物事に創造的に取り組んでいる時の気分と非常によく似ていると感じました。
 
このぐらいの気分で、日々人と接し、またものを考えたら、さぞ頭が活発に動くのだろうと思います。
 
 
【5. あなたはキャバ嬢にはなれない】
 
そうやって元気をもらえる対象が、彼女や奥さんでないというのは、一見問題があります。
そのために一緒にいると言ってもおかしくない関係だからです。
 
ところがそこは残念ながら、相手は「プロ」ですから、残念ながら勝ち目はありません。
そもそもそのためのキャバクラなのであって、
「女性と遊ぶための場」ではなく、彼女らにとってその場は「フィールド」であり、またキャバクラは明らかに「サービス業」なんです。
 
ただ、彼女らは逆に、客の心を生涯に渡って奪い続ける事はできません。
「あの子かわいかったよなー」なんていつまでも思う事はあると思いますが、
それは目の前からいなくなることで達成されるものです。
飽きてしまったら、質が悪いと判断されたら、容赦なく客は離れていくわけです。
例え馴染んだ店があっても、きっと案内役に「良い店無い?」と聞き続けることでしょう。
 
そう考えれば、そんな息抜きもしながらも家には帰ってきてくれるのであれば、許してあげてほしいのです。
 
きっと、キャバ嬢が教えてくれるブランドの知識とか、キャバ嬢が喜んだことというのは、
経験として貴女に還元してくれると思います。
 
 
最後になりましたが、
キャバクラに2回しか行ったこと無いですし、自分のお金で行ったわけではありませんが、
知ったような事を言ってしまってすみません^^;
できるだけキャバクラに行く人の様子、行った自分の心情を元に、客観的に考えたつもりですが、
キャバクラで働く人や、キャバクラに行く男性に困らされた女性が気を悪くする内容だと言うなら返す言葉はありません。
 
しかし、心を豊かにする何かがあそこで得られることは、僕は確かに感じられました。
男性のみなさんも、キャバ嬢が同じ女性の敵とならないよう
また良いサービス業がこれからも在り続けるよう
誠意ある客として楽しみ、また店を出たら自分の得た豊かさを周りの人に分け与えてあげてほしいなと思います。
 
言い訳がましくなりましたかね?(苦笑)
ではでは。
 
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